個人事業主で建築設計事務所を立ち上げました。それまでは、経理担当がいる設計事務所に勤めていたため、経理の知識としては、出金伝票を書く程度しかありませんでした。事務所を立ち上げてからは、本を読んだり、同じく個人事業主で仕事をしている友人にアドヴァイスをもらい、独学で勉強しました。また、家族が個人で仕事をしていたこともあり、その会計処理の資料を見て、自分でなんとか把握しました。初年度の確定申告から、ソフトを使って会計処理をしましたが、入力の方法がよくわからずに、とても時間がかかりました。レシートのまとめ方もよくわからず、それほどたくさんのレシートがないにもかかわらず、ノート1ページを1日分にして、365日分のページをつくってしまい、資料が膨大になりました。会計ソフトは、Macの青色申告を使っています。領収書をまとめたり、請求書を発行したりすることから、ソフトの入力まで全て自分で行っています。入力は、振替伝票のフォーマットを使って入力しています。出金と入金の流れがよくわかり、会計を把握しやすいです。入力作業は、随時行っています。決算書の途中経過を見たりして、経理の状況を把握します。入力の科目や処理の仕方がわからなくなったときは、税理士の資格を持つ友人に質問しています。それほど分量が多くないので、丁寧に教えてくれます。友人は、資料作成が発生したら料金をいただくと言ってくれて、いまのところは、無料で質問を受け付けてくれています。お金の流れを全て自分で把握しているため、物の購入や、仕事を請け負うときのお金の流れを、すぐに自分の頭の中でイメージすることができます。個人事業主で仕事を始めた方には、税務署から1度だけ無料で、税理士による指導を受けることができます。是非、申告前に資料を揃えるタイミングで質問をたくさん用意して、このサービスを利用することをお勧めします。その時に、私は、振り替え伝票による入力方法を教わり、今でもとても役になっています。
MACユーザーには、私が使っているMacの青色申告がお勧めです。
また、もし、友人に税理士の資格を持つ方がいたら、遠慮無く相談したら良いと思います。