夫婦で農業をやっています。現在の仕事に就く前はサラリーマンでしたので、全て会社で経理処理してもらっていましたが、個人事業主になり経理の知識がない状態で確定申告や納税をしなければいけなくなりました。
農業者向けに特化した申告ソフトを使用しているため簿記の知識が無くても必要な書類作成はできます。
日々仕事で購入したものの入力や領収書の管理、そもそもの経費になる項目などがあやふやだったり、同業の他の方に聞くともっと節税できる方法があることがわかったりして失敗しています。
また税金や保険についても計算方法がややこしくて、どの程度の所得で支払う金額が決まるかわかりにくいために次年度の事業計画を立てるときもしっかりと決められていない状況です。
会計ソフトは農業に特化した【らくらく青色申告農業版】というリーズナブルなソフトを使っています。
日々の現金での支出収入の入力や事業用口座の入力を半月か月に1度づつ行い、領収書やレシートのファイリングも都度行っています。
申告直前には減価償却の入力や専従者の入力のみ確認して、あとは日々の入力作業だけしっかりやっておけば貸借対照表、青色申告決算書も自動で作成してくれるので、確定申告の書類作成はそれほど時間はかかっていないと思います。
同業の先輩などからも聞き取りをして経費項目や事業按分割合、補助金の処理についてなどをアドバイスしてもらいながらより無駄がなく正確な会計処理が年を重ねるごとにできるようになってきたと感じています。
周りの同業の多くの方が会計ソフトのソリマチや弥生などを使っていますが、ソフトそのものが高額なことと、入力の仕方をみるとやはり若干は複式簿記の知識も必要なのではないかと感じました。私が使用しているものは農業に特化しているので専業農家の方であればこちらのソフトの方がリーズナブルでな上簡単でわかりやすいのではないかと思います。
あとは入力作業を1年分まとめてやっている方もいますがそれはかえって大変だと思います。面倒でもこまめに入力し領収書の整理をしておく方が結果的に手間が省けると思います。
それにしても管理の仕事は大変すぎるので、誰かにやって欲しいのが本音です。
あー面倒だ。